OpenNebula での LXD のインストールと設定

OpenNebula GUI

この文書は、LXD で OpenNebula クラウドオーケストレーションシステムを使う場合の基本的な説明です。最初に、簡単な MiniONE ツールを使って、OpenNebula を試してみようというユーザーのために、単一の物理もしくは仮想マシン上にシングルノードのクラウド環境を構築します。そして、GUI と CLI での典型的な作業を紹介し、最後に分散型のプロダクション環境を構築するためのリンクを紹介します。

MiniONE を使った自動デプロイメント

MiniOne は、物理ホストもしくは仮想マシンを、シングルノードのクラウドとしてセットアップし、シンプルですが完全に実用的なテストシナリオを素早くデプロイするためのツールです。

LXD 評価用の MiniOne には、専用の仮想マシンか物理ホストが必要です。この環境には Ubuntu 18.04 か 18.10 が新規にデフォルトインストールされている必要があり、最低 2GiB の RAM、ディスクには 20GiB の空き領域、特権ユーザー(root)権限が必要です。 例えば、MiniOne は Amazon VM 上で LXD/OpenNebula を簡単にビルドできます。推奨の最小サイズはおそらく t2.medium でしょう。少なくとも 25GB のディスクスペースを割り当て、WebUI が実行されている TCP 9869 番ポートへのアクセスを許可してください。

専用のシステム上で MiniOne スクリプトを実行します

wget https://github.com/OpenNebula/minione/releases/download/v5.8.0/minione
chmod u+x minione
sudo minione --lxd

GUI を試しましょう

MiniONE の実行が完了すると、次のような Web インターフェースへの接続方法の概要が表示されます:

### Report
OpenNebula 5.8 was installed
Sunstone (the webui) is runninng on:
  http://192.168.100.101:9869/
Use following to login:
  user: oneadmin
  password: o6ARsMAdGe

MiniONE の実行が終わったあと最初に行うことは、oneadmin としてログインし、Sunstone の管理ビュー(Admin View)を見てみることです。このビューは、他の一般ユーザーの Sunstone ビューよりはたくさんのオプションがあります。クラウド内ですでにブートストラップされているリソースを見てみましょう。 OpenNebula GUI

管理ビューでは、OpenNebula で何でもできます。しかし、エンドユーザーのためにこれらすべてのオプションは不要でしょう。エンドユーザーから OpenNebula がどのように見えるかを見るためにクラウドビュー(Cloud View)に切り替えてみましょう。 OpenNebula GUI

クラウドビューインターフェースはずっとシンプルで、エンドユーザーをターゲットにしています。 + ボタンをクリックして新しい仮想マシンを作ってみましょう。利用できるテンプレートがひとつあるのでそれを選択して Create をクリックします。 Create をクリックすると、実行中の VM を見れるダッシュボードに移動します。 OpenNebula GUI

VM をクリックすると、VNC 経由でその VM にアクセスしたり、状態を保存したり、リブートしたりといった管理ができます。 OpenNebula GUI

コンソールのアイコンをクリックすると、VNC 経由で root ユーザーのシェルに移動します。 OpenNebula GUI

oneadmin ロールでは、ユーザーが何ができるか、どのように見せるかをカスタマイズできます。

CLI を試しましょう

OpenNebula は oneadmin ユーザーとして実行されます。メインの管理者は oneadmin としてコマンドを実行する必要があります。したがって、あなたが最初にすることは oneadmin に切り替えることです:

su - oneadmin

oneadmin アカウントから、すべてのブートストラップしたリソースを見ることができます:

仮想化ノードがひとつあります

onehost list

CentOS イメージが作られています

oneimage list

仮想マシンテンプレートが登録されています

onetemplate list

より詳細な情報はテンプレートの設定で見ることができます

onetemplate show 0

マーケットプレイスへのアクセス

OpenNebula にはあらかじめマーケットプレイスが登録されています。ここからあらかじめ用意されたイメージ(アプリケーション)が多数取得できます。LXD の公開イメージサーバーのひとつである images も統合済みです。 OpenNebula GUI

さまざまな Linux ディストリビューションのイメージが存在します: Alpine、CentOS、Debian など。そして WordPress や GitLab といったアプリケーションがあらかじめ設定されたイメージもあります。 OpenNebula GUI

公開 LXD イメージサーバーのコンテナも同様です。まっさらの Ubuntu を試せます。 OpenNebula GUI

データーストアにダウンロードします。 OpenNebula GUI

そして Template -> VMs セクションを選択すると、インスタンスが作成できます。

プロダクション環境の構築

プロダクション環境を構築したい場合は、公式ドキュメント を読みましょう。フロントエンドと LXD ノードをいくつかデプロイするには、次のステップが必要です:

これで、マーケットプレイスのアプリケーションを利用して VM をデプロイできます。

OpenNebula GUI