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LXD 0.3 リリースのお知らせ

10th of March 2015

このリリースでの主な変更点は以下の通りです。

  • lxd:

    • exec を作りなおしました。インタラクティブモードとノン・インタラクティブモードを分離し、エスケープシーケンスを適切にサポートするようになりました
    • イメージの取り扱いを改良しました。新たに圧縮アルゴリズムを追加し、イメージのエクスポートをサポートしました
    • ライブマイグレーションの初期サポート (特別な設定をコンテナに行う必要があります)
    • コンテナの設定とプロファイルの初期サポート
      • ディスクとネットワークインターフェースのサポート
      • プロファイルの作成・削除・割り当てのサポート
    • 特に指定されない限り全ての新しいコンテナに適用される "default" プロファイルを導入しました
  • lxc:

    • 色々な "list" コマンドのユーザ体験の改良を行いました
    • info コマンドを改良しました。PID と IP アドレスが表示されるようになりました
    • image info コマンドを実装しました。イメージのプロパティとエイリアスを表示します
    • LXD に対する翻訳例として、初期の部分的なフランス語翻訳を行いました
    • イメージとプロファイルに対する "edit" コマンドをサポートしました
  • lxd-images:
    • 最小の busybox イメージの作成をサポートするようになりました
    • images.linuxcontainers.org からイメージをインポートする際の広範囲に対する改良を行いました。もう再パッケージングは不要です。
    • Python 3.2 でも動作するようになりました
  • テストスイート :
    • コンテナの設定、プロファイル、デバイス、マイグレーション、コマンド実行(exec)、データベースに対するテストを追加しました
    • 最小の busybox イメージを実行して、数秒で実行するようになりました
  • 多数のバグフィックスを行いました

このリリースはまだ LXD 開発の初期であり、現時点の LXD はまだプロダクション用途向きではないことに注意してください。そしてサポートはありません。(報告されたバグ修正やパッチは次のリリースに含まれる予定です)

現時点で、ほとんどの LXD の機能の主要なものが提供されるようになりました。しかし、まだ多数の特定のオプションが実装されていません (仕様と一致していません)。今後の数リリースのうちで、予定しているオプションのすべてがサポートされるように大きく進歩する予定です。

ダウンロード

このリリースの tarball は ダウンロードページ から取得できます。