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LXD 0.22 リリースのお知らせ

10th of November 2015

このリリースの主な変更点

  • 停止前にコンテナをフリーズするようにしました (fork bombs 対策に役立ちます)
  • イメージを圧縮するアルゴリズムが設定できるようになりました (圧縮しないことも可能です)
  • リモートイメージをダウンロードする際に HTTP プロキシが使えるようになりました
  • イベントインターフェースの初期実装を行い、それを使う最低限のクライアントを実装しました (lxc monitor)

バグ修正

  • 2 つ目の LXD デーモンを起動したときに、すでに起動中の LXD のソケットを消去しないようにしました
  • リモートの追加が失敗したとき、キャッシュした証明書をクリーンアップするようになりました
  • パブリックなエンドポイントと通信を行う場合には、LXD はクライアント証明書が不要になりました
  • Checkpoint/restore とコンテナの起動の際のエラーメッセージとデバッグメッセージをわかりやすくしました
  • コンテナ起動時の競合の問題を修正しました
  • ときおり起こるハングアップを防ぐため、busybox のテストイメージを更新しました
  • lvm-setup: 古い Ubuntu のリリースでも動作するように更新しました
  • bz2 で圧縮されたイメージの展開の問題を修正しました
  • ファイルディスクリプタのリークの問題をいくつか修正しました
  • LXD が開始するたびに余計なマウントが作成されるのを防ぐため、シェアードマウントの扱いを修正しました
  • lxd-images: リリースストリームにイメージが見つからない場合は、デイリーストリームにフォールバックするようにしました
  • コンテナのコピーの際の uid/gid のマッピングの問題を修正しました
  • 無効な LXC 設定キーで LXD がハングアップする問題を修正しました

アップグレードの注意

この LXD のバージョンでは、イメージ API の実装の問題を修正しました。この結果、古いサーバに対する操作や古いクライアントを使った操作の中には失敗するものもあるかもしれません。

試用環境

この新しい LXD のリリースは、すでに私たちの デモサービス で利用できます。

ダウンロード

このリリースの tarball は ダウンロードページ から取得できます。