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LXD 0.23 リリースのお知らせ

24th of November 2015

このリリースの主な変更点

  • LXD を新たにインストールするときに、ストレージ、ネットワーク、パスワードのセットアップの助けとなるように、新たに "lxd init" コマンドが使えるようになりました
  • ログメッセージがイベント API 経由で送出されるようになりました
  • 新たにコンテナ API と "lxc info" からプロセス数を取得できるようになりました
  • Windows でカラーでコンソールを表示できるようになりました
  • (API の) operations の処理を書き換えました。変更ごとのイベントと、ダウンロードの状態が含まれるようになりました
  • "lxc image import" コマンドで、HTTP ヘッダ経由で LXD イメージの広告を行う https ウェブサーバへの URL を指定できるようになりました
  • LXD が提供する最小限の HTTP プロキシが更に軽量となるように書きなおされました

バグ修正

  • "lxc config get <server-config-key>" が期待通りに動くようになりました
  • lxd-images: イメージのインポート時のメモリ消費量がさらに少なくなりました
  • events API 経由のログエントリがより読みやすくなりました
  • "lxc monitor" コマンドのイベントフィルタリングが正しく動作するようになりました
  • コンテナのアーキテクチャが正しく追跡されるようになりました
  • publish されたコンテナが常にイメージ中にメタデータを持つことを LXD が保証するようになりました
  • コンテナのコピー時に、デバイスと設定が正しくコピーされるようになりました
  • イメージのインポートが失敗した際に適切なエラーメッセージが表示されるようになりました
  • "lxc launch" の失敗時、"lxc info --show-log" の使用を提案するようになりました

アップグレード時の注意

operations API のユーザは、新しい操作コードに適合するように、コードをアップデートする必要があるでしょう。
新しい実装は仕様に準拠するようになりました。これは、すべての操作クエリは、常に非同期応答にラップされた、操作特有のプロパティをメタデータ内に持つ、完全な操作オブジェクトを返すということです。

"lxc" クライアントは可能な限り後方互換性を保つように更新されました。

試用環境

この新しい LXD のリリースは、すでに私たちの デモサービス で利用できます。

ダウンロード

このリリースの tarball は ダウンロードページ から取得できます。