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LXD 2.0.0.beta2 リリースのお知らせ

10th of February 2016

このリリースの主な変更点

  • 再度 /dev/console を有効にしました
  • btrfs バックエンドが最適化されたコンテナの転送 (send/receive) をサポートしました
  • ソースファイルの所有権、パーミッションが "lxc file push" のときにデフォルトで保存されるようになりました
  • "lxc list" と "lxc image list" がフィルタとして正規表現を受け付けるようになりました
  • lxc info がコンテナの作成日 (わかっている場合のみ)、プロファイルのリスト、詳細なスナップショット情報を表示するようになりました。
  • 再帰的なエイリアスがクライアントでサポートされました (e.g. "delete: delete -f")
  • "lxc delete" を実行中のコンテナに対して実行する場合は "-f/--force" オプションが必要になりました
  • "lxc delete" に、消去時にユーザの確認を要求する -i オプションが追加されました

バグ修正

  • arm64 上の LXD のビルドの問題を修正しました
  • 新しいバージョン番号に対する "make dist" の問題を修正しました
  • specs: 再度、データベースの仕様を実際に合わせました
  • 設定されていないキーの設定を外そうとしたときに失敗するようになりました
  • 後方互換性のためのコードを消去しました
  • 新しいコンテナルートにスナップショットをコピーする際の問題を修正しました
  • マイグレーションの失敗時にスナップショットの停止が失敗する問題を修正しました
  • rsync を使ったスナップショットのマイグレーションの問題を修正しました
  • マイグレーションのフォールバックとして rsync を使うようになりました
  • ShiftIfNecessary を起動時のシフトに変更しました (訳注:マイグレーション時のスナップショットの[u|g]idのマッピングの変更をコンテナ起動時に行うようにした、だと思う)
  • info 中の i18n メッセージカタログの (再) 作成
  • ヘルプ出力をより効率的にするために冗長な言い回しを減らしました
  • blkio 制限をより堅固にしました
  • デフォルトのプロファイルに eth0 の名前 ("name") として "eth0" を追加しました
  • プロファイルを適用したメッセージは成功時のみ表示するようにしました
  • init: zfs モジュールの modprobe を試みるようにしました
  • init: フォーマットされていないディスクでの動作のために zpool create -f を使うようにしました
  • init: 利用可能なバックエンドの検出を改良しました
  • zfs: バックエンドが異なるストレージ間のコピー時の問題を修正しました
  • stresstest.sh の limits.memory の単位を M から MB に修正しました
  • command-line-user-experience の limits.memory の例の単位の末尾に byte を追加しました (訳注:M→MB、G→GB)

試用環境

この新しい LXD のリリースは、すでに私たちの デモサービス で利用できます。

ダウンロード

このリリースの tarball は ダウンロードページ から取得できます。