LXD 2.0.0.beta3 リリースのお知らせ¶
18th of February 2016
このリリースの主な変更点 ¶
- "lxc publish" で実行中のコンテナに対して実行を強制することができるようになりました (一時的にコンテナは停止します)
- "lxc image list" が description によってソートされて表示されるようになりました
- REST API を完全に見直し、すべて仕様にマッチするように更新しました
- GET /1.0 は "public" フィールドを表示します
- GET /1.0/certificates はエンドポイントの有効なリストを返します
- GET /1.0/containers/NAME はパフォーマンスの問題のために、詳細なコンテナの実行ステータス ("status" キー) を返さなくなりました。詳細な実行ステータスを取得するためには /1.0/containers/NAME/state という別のクエリが必要です
- GET /1.0/containers/NAME/logs はエンドポイントの有効なリストを返します
- POST /1.0/containers/NAME/snapshots は "stateful" フィールドを設定しなくても良くなりました (デフォルトで false に設定されます) (訳注: 翻訳公開当初「設定する必要がありました」と逆の訳になっていました)
- POST /1.0/images を使って、すべてのサポートされている入力タイプで "properties" と "filename" を上書きできます
- GET /1.0/images/aliases/NAME が正しいデータを返すようになりました ("name" と "target" フィールドが入れ替わりました)
- POST /1.0/images/aliases/NAME を実装しました
- PUT /1.0/images/aliases/NAME を実装しました
- GET /1.0/images/FINGERPRINT は空の "target" フィールドを alias に表示しません
- GET /1.0/networks/NAME を再設計しました
- GET /1.0/operations/UUID/wait?timeout=X が実際にタイムアウトするようになりました
- POST /1.0/profiles/NAME を実装しました
- タイムスタンプがすべて RFC3339 文字列となり、一貫して名付けられるようになりました (created_at, updated_at, expires_at, uploaded_at)
- 同期操作の応答では、空の "operation" フィールドを含まなくなりました
- サーバ間の通信に追加のセキュリティが適用されるようになりました:
- 問い合わせと同時に証明書が渡された場合をのぞいて、以下の操作ではシステムの CA によって有効であるとされたリモートの証明書が必要になりました:
- マイグレーションによるコンテナ作成 (copy, move, ライブマイグレーション)
- リモートイメージによるコンテナの作成
- 他の LXD サーバからのイメージコピー
- https でのイメージのインポート
- コマンドラインクライアントは自動的に必要な "certificate" フィールドを上記の要求に対して設定します
- 問い合わせと同時に証明書が渡された場合をのぞいて、以下の操作ではシステムの CA によって有効であるとされたリモートの証明書が必要になりました:
- このバージョンから、LXD は Go 1.3 をサポートしません
バグ修正 ¶
- lxc file で不正なコンテナ名を修正しました
- tests: スラッシュを含むエイリアスのテストを追加しました
- ephemeral と architecture フラグの更新の問題を修正しました
- publish のエラーメッセージを少しわかりやすくしました
- 最後が / (スラッシュ) で終わるエイリアスの操作の問題を修正しました
- specs: REST API を実際に合うように更新しました
- イメージのパースが終わるまで、イメージを所定の場所に移動しなくなりました
- 確実に正しい Dialer と Proxy を使うようにしました
- specs: キー名が間違っていたのを修正しました
- Windows 上の lxc file の問題を修正しました
- LXD 0.27 以前からのアップグレードで DB のマイグレーションが失敗していたのを修正しました
- クライアントツールでグローバル変数の使用を止めました
- 接続の初期の失敗によるエラーの修正を行いました
- 転送時に常にファイルサイズを出力するようにしました
- いくつか Typo を修正しました
- lxd-images: init 時に atexit を register するようにしました
- specs: btrfs send/receive に関してストレージの仕様を更新しました
- 開発元の go-systemd を使うようになりました (これは Go 1.3 に対する後方互換性がありません)
アップグレードの注意 ¶
- このリリースは、古い LXD のバージョンに対する後方互換性がありません。
クライアントとサーバを同じバージョンで実行するようにしてください - REST API とセキュリティポリシーの変更に関する前述の記載をご覧ください
試用環境 ¶
この新しい LXD のリリースが、すでに私たちの デモサービス で利用できます。
ダウンロード ¶
このリリースの tarball は ダウンロードページ から取得できます。
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