LXD 2.0.1 リリースのお知らせ 2016 年 5 月 16 日¶
16th of May 2016
このリリースは LXD 2.0 に対する最初のバグフィックスリリースです。
LXD 2.0.0 以降修正されたバグは以下の通りです ¶
- shmounts がマウントできなくてもコンテナの起動が失敗しなくなりました
- プロキシが変更されたときに simplestream のキャッシュを無効化するようにしました
- コンテナの起動時に、設定ファイルをログ保存ディレクトリに直接書くようになりました
- list で空のレスポンスが原因でクラッシュするバグを修正しました (Issue #1903)
- 存在しないプロファイルを消去しようとした際に失敗するようになりました (Issue #1886)
- image import のヘルプに --alias を追加しました (Issue #1900)
- "lxc start" と "lxc stop" のオプション (stateful/stateless) を修正しました
- 不正なソースストリームな場合にわかりやすいエラーメッセージを出力するようにしました (simplestreams)
- 基本的な REST API の使用例を README.md に追加しました
- lxc stop --help の typo を修正しました
- lxc-to-lxd を stable な pylxd API を使うように変換しました (Issue #1901)
- イメージの更新が失敗した場合に適切にログが出力されるようになりました
- イメージの検証を改良し、不正なイメージの場合はロールバックするようになりました (Issue #1913)
- send 操作が SmartError 経由で値を返すようになりました
- lxc list の基本的なフィルタリングを修正しました (Issue #1917)
- 初めての起動時にユーザにコンテナの起動方法を案内するようになりました (Issue #1931)
- ローカルイメージの名前と一致しない場合は "remote" を "remote:" と認識するようになりました (Issue #1931)
- スナップショットに対して LXC の設定をロードしないようにしました (Issue #1935)
- list: 値が設定されていないキーでフィルタリングできるようになりました (Issue #1917)
lxc launch
の例を修正しました- 日本語メッセージの更新とその他の言語の po ファイルの更新を行いました
- 古いカーネルでは cpuset.cpus にフォールバックするようにしました (Issue #1929)
- サーバの設定キーを適切に検証するようになりました (Issue #1939)
- ストレージの daemonConfig の扱いを修正しました
- forkmigrate 時に設定ファイルを消去しないようにしました
- 設定の検証が変わったので、設定の処理を修正しました
- ドキュメントの Markdown の文法を修正しました
- ディスクを消去しているとき、すぐに失敗とならないようにしました (Issue #1964)
- 再帰的にデバイスを消去しなくなりました
- unix デバイスで消去に失敗したものがあっても失敗しなくなりました
- unix-char、unix-block デバイスに対する設定チェックとして同じチェックを使うようにしました
- fs オブジェクトが存在しない場合でも (コンテナパスが) 消去できるようになりました (Issue #1967)
- ログファイルを適切に expire するようになりました (Issue #1966)
- ロギングをより一貫性があるようにしました
- zfs のエラーを無視しなくなりました
- すでに存在するファイルのモード、uid、gid を適切に更新するようになりました (Issue #1975)
- 不正な証明書ファイルを検出するようになりました (Issue #1977)
- 壊れた apparmor のステータスチェックを修正しました
- boolean 文字列として on/off が使えるようになりました
- コンテナの設定キーを適切に検証するようになりました (Issue #1940)
- rsync の転送エラーを表示するようにしました
- execPath をグローバル変数に移動しました
- websocket 上の rsync の際、nc -U の代わりにカスタムの netcat を使うようになりました (Issue #1944)
- マイグレーション中の間違った state ディレクトリパスを修正しました
- ストレージの削除が失敗したときもイメージの削除が失敗しなくなりました
- 日本語メッセージの改良を行いました
- いくつかの処理で criu コマンドの存在チェックを行うようになりました
- (ライヴ) マイグレーションのテストを作り替えました
- create 時の devices はオプショナルであることを明確にドキュメントに記載しました
- すべてのイメージのコピーの取得元を適切に記録するようになりました (Issue #2010)
- コンテナが作成中の場合に ERROR 状態にならないようにしました (Issue #1988)
- operations に対して送られるイベントをクリーンアップするようになりました (Issue #1992)
- ZFS の refcounting に関する問題を修正しました (Issue #1916 and Issue #2013)
- スナップショットをコピーした際、スナップショットの設定もコピーするようにしました (Issue #2017)
- スナップショットに対する
lxc config show
コマンドを実装しました - REST API の使い方に Unix ドメインソケット経由のサンプルを追加しました
ダウンロード ¶
このリリースの tarball は ダウンロードページ から取得できます。
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