LXD 2.0.5 リリースのお知らせ¶
5th of October 2016
このリリースは LXD 2.0 の 5 回目のバグフィックスリリースです。
LXD 2.0.4 以降の変更は以下の通りです ¶
このリリースに含まれるマイグレーションに関する修正のいくつかは、新しい go-lxc に依存していることに注意してください。
マニュアルでビルドする場合、go-lxc のコピーも更新する必要があるでしょう。
ディストリビューション用のビルドの場合、go-lxc のパッケージバージョンを新しい物に更新する必要があるでしょう。
細かな改良点 :
- AppArmor の名前空間とスタッキングをサポートしました
- LXD デーモンのロギングをよりわかりやすく、より一般的に役立つように作りなおしました (Issue #1928)
- "lxc info CONTAINER" はコンテナが存在するリモートホスト名を表示するようになりました
- クライアントのエラーメッセージにコンテナが存在するリモートホスト名を表示するようになりました
- コンテナに /snap/bin が存在する場合は PATH に含めるようになりました
バグ修正 :
- doc: txqueuelen の調整について追加しました
- doc: btrfs のネストの際は user_subvol_rm_allowed オプション付きでマウントする必要があることを追記しました (Issue #2338)
- doc: environment.md の表のスタイルを修正しました (Issue: #2410)
- doc: production-setup.md の typo の修正
- doc: production-setup.md 内の行末のスペースを削除しました
- doc: スペースのみの行を削除しました
- extras: (訳注: bash completion で) start、stop、exec コマンドに対してコンテナ状態のチェックを行うようになりました
- extras: LXC から LXD へのコンテナ変換の修正を行いました
- fuidshift: パスのシンボリックリンクを展開するようになりました
- lxc: 使っていない httpAddr プロパティを削除しました
- lxc/exec: lxc exec のヘルプに -- args を追加しました
- lxc/exec: 環境変数を取得する際、go 1.5 で導入された os.LookupEnv を使用するようになりました
- lxc: config.go のヘルプ内の例の出力位置を調整しました
- lxc/help: エラーを stdout に出力するようにしました (Issue #2301)
- lxd/apparmor: 非特権の場合は制限を緩くしました
- lxd-bridge: dnsmasq の実行が失敗したときにエラーになるようになりました
- lxd-bridge: lxd-bridge-proxy でクラッシュする問題を修正しました
- lxd: 名前の衝突を一貫性を持って処理するようになりました
- lxd/container: あらゆる設定キーを削除できるようになりました
- lxd/container_lxc: xattrs を扱うようになりました
- lxd/container: コンフリクトの際、petname の生成をリトライするようになりました
- lxd/container: pause されたコンテナに対して force オプションを指定せずに "restart" を実行するとエラーを返すようになりました (Issue #2311)
- lxd/container: コンテナ操作のロック処理を見直しました (Issue #2297)
- lxd/daemon: ソケットのアクティベーションを自身で行うようにしました (Issue #2333)
- lxd/db: int64 の扱いを修正しました
- lxd/db: スキーマのアップデート時にデータベースのバックアップを取得するようになりました (Issue #2299)
- lxd/db: DB スキーマの更新処理を作りなおしました
- lxd/image: lzma alone ファイルフォーマットのサポートに関する修正を行いました (Issue #2360)
- lxd/image: メモリの少ないシステムでの squashfs の調整を行いました (Issue #2382)
- lxd/init: LXD がバインドするアドレスのデフォルトを all (::) に変更しました
- lxd/init: バリデーション関数を一貫性があるように変更しました
- lxd/init: "zfs" が使用できない場合のデフォルトを "dir" にしました (Issue #2340)
- lxd/init: IP アドレスとして "all" を与えてもエラーにならないようにしました
- lxd/init: 新しい zfs pool で圧縮を有効にしました
- lxd/init: ZFS プールのデフォルト値として表示していた値を修正しました (Issue #2339)
- lxd/init: パーティションのサイズ決めをよりインテリジェントなロジックを使うようにしました
- lxd/migration: 異なる CoW ベースのバックエンドタイプをまたいだコピーを実質的にサポートしました (Issue #2359)
- lxd/migration: c/r エラーに警告も表示するようになりました
- lxd/migration: ghost limit を増やしました
- lxd/migration: 利用できない場合は ActionScript を使わないようにしました
- lxd/migration: スナップショットの設定を保存するようになりました
- lxd/migration: リストアが失敗した場合にダンプしたコンテナを再開させるようになりました
- lxd/migration: liblxc の新しい preserves_inodes 機能を使うようになりました
- lxd/network: ボンディングの検出を行うようになりました
- lxd/network: openvswitch の検出を行うようになりました
- lxd/network: networkIsInUse を修正しました
- lxd/network: isOnBridge の移動とリネームを行いました
- lxd/profile: プロファイル名が存在する場合のエラーをわかりやすくしました
- lxd/profile: プロファイルの消去の際、適切にクリーンアップするようにしました (Issue #2347)
- lxd/storage: コンテナのコピーの際、すべてをコピーするようになりました (Issue #2371)
- lxd/storage: ZFS プールに関する追加のチェックと設定をするようになりました
- Makefile: テストの依存関係を再帰的に include しないようにしました
- README: AppVeyor のバッジを追加しました (Windows のテスト)
- shared: Windows 用に GetOwner スタブを追加しました (fixes #2438)
- shared: 適切な拡張鍵用途 (Extended Key Usage) を持つクライアント証明書を生成するようになりました
- shared: TestReaderToChannel の転送を小さくしました
- shared: 新しいラッパー関数 RunCommand を追加しました
- tests: 偶然新しい依存関係が生じないようにチェックするテストを追加しました
- tests: GetAllXattr() のテストを追加しました
- tests: apparmor のバージョンチェックを修正しました
- tests: より新しい shellcheck 対応の修正を行いました
- tests: UTC タイムゾーンを強制するようにしました
- tests: 現在の LXD の残り物だけをチェックするようにしました
- tests: xattr がサポートされていない場合はテストをスキップするようにしました
試用環境 ¶
この新しい LXD のリリースが、すでに私たちの デモサービス で利用できます。
ダウンロード ¶
このリリースの tarball は ダウンロードページ から取得できます。
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