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LXD 2.6 リリースのお知らせ

22nd of November 2016

このリリースに含まれる変更点

新機能 :

  • コンテナごとに特定の uid/gid マップが使える機能のサポートを追加しました (userns-idmap.md を参照してください)
  • コンテナのマイグレーション中の進捗を送るようになりました (API のみ)
  • コピー元のイメージプロパティをコンテナのプロパティにコピーするようになりました (image. ネームスペースのプロパティ)

バグ修正 :

  • doc: ハッキングガイドを追加しました (debugging.md)
  • doc: configuration.md に gpu 向けで抜けていた pci オプションを追加しました
  • doc: README 記載の、必要とされる liblxc のバージョンを上げました
  • doc: user.network-config を文書化しました
  • doc: 実行の記録には API 拡張が必要である旨追記しました
  • doc: README に docker のインストールの詳細を追加しました
  • lxc/delete: help を更新しました
  • lxc/file: Windows での再帰的なファイルの pull/push を修正しました
  • lxc/finger: help を更新しました
  • lxc/restore: help を更新しました
  • lxc: 進捗処理を実装し直しました
  • lxd/containers: 実際に最後に使われた更新エラーを表示するようになりました
  • lxd/containers: コンテナに /snap のみが存在する場合でも、/snap/bin を PATH に含めるようになりました
  • lxd/containers: file の操作時に userns にアタッチするようになりました
  • lxd/containers: 並列の stop/shutdown を改良しました
  • lxd/containers: コンテナの消去を失敗した際のエラー表示をわかりやすくしました
  • lxd/containers: --debug モードを指定した場合は liblxc のログレベルを正しく debug に設定するようになりました
  • lxd/containers: 一時的なコンテナを二重に消去しなくなりました
  • lxd/containers: コンテナのエラーハンドリングを改良しました
  • lxd/containers: コンテナのロックメカニズムを改良しました (Issue #2612)
  • lxd/containers: publish の際にプロパティを保存するようになりました
  • lxd/containers: raw.lxc の先頭の空白をスキップするようにしました
  • lxd/containers: ステートフルスタートの際、必要に応じてストレージを起動するようになりました
  • lxd/containers: stop 時のコンテナの freeze にタイムアウトを設定しました
  • lxd/containers: ネットワーク経由の転送時にスピードをトラッキングするようになりました
  • lxd/images: interval (訳注: images.auto_update_interval) が 0 の場合はイメージを更新しないようになりました
  • lxd/main: activateifneeded 関数内で DB が存在しない場合は即座に exit するようになりました
  • lxd/networks: checkNetwork 内でのマイナーな typo を修正しました
  • lxd/networks: FAN ブリッジ上で dnsmasq を起動するようになりました
  • lxd/storage: ZFS の使用イメージを削除する場合の 10 秒のディレイを修正しました (Issue #2617)
  • lxd/storage: directory バックエンドでコピーの間はコンテナをフリーズするようにしました
  • scripts/lxc-to-lxd: コンテナが存在しない場合のエラー表示を行うようにしました
  • scripts/lxc-to-lxd: 変換元のパスが存在するかどうかチェックするようになりました (disk) (Issue #2572)
  • scripts/lxc-to-lxd: 一貫性のあるログ出力をおこなうようにしました
  • scripts/lxc-to-lxd: 実行中のコンテナに対する dry-run で失敗しないようになりました
  • scripts/lxc-to-lxd: pylxd への依存をなくしました
  • scripts/lxc-to-lxd: lxdpath の扱いを修正しました
  • scripts/lxc-to-lxd: 出力を整えました
  • scripts/lxc-to-lxd: lxc.aa_profile が設定されている場合は設定を移行するようになりました
  • scripts/lxc-to-lxd: 結果を表示し、正しい終了コードを返すようになりました
  • shared/idmapset: Intersects 関数内の typo を修正しました
  • shared/simplestreams: 使っていないプロパティを削除しました
  • tests: 残っているコンテナを削除するようになりました
  • tests: filemanip のテストが main.sh に依存しなくなりました
  • tests: 冗長な出力を減らす LXD_VERBOSE を実装しました
  • tests: LXD_DEBUG を設定した状態で冗長な出力を減らしました

試用環境

この新しい LXD のリリースが、すでに私たちの デモサービス で利用できます。

ダウンロード

このリリースの tarball は ダウンロードページ から取得できます。