LXD 2.10 リリースのお知らせ¶
28th of February 2017
このリリースに含まれる変更点 ¶
新機能 :
- LVM バックエンドを使う場合、lvm.vg_name と lvm.thinpool_name が変更できるようになりました
- "lxd init" をコンテナやイメージが存在する場合でも実行できるようになりました
バグ修正 :
- doc: markdown 内で正しくエスケープするようにしました
- doc: デバイスの例で不適切な名前を修正しました
- global: uid と gid にはすべて int64 を使うようになりました
- i18n: 翻訳とテンプレートを更新しました
- i18n: Weblate から翻訳を更新しました
- lxc: 共通で利用する関数や型を utils.go に移動しました
- lxc/action: バッチモードを改良しました (Issue #2966)
- lxc/file: シンボリックリンクの転送を検出して失敗とするようにしました (Issue #2970)
- lxc/publish: コンテナが実行状態になるのを待つようになりました
- lxd/containers: uid/gid のエラー出力をわかりやすくしました
- lxd/containers: id の範囲を int32 としてパースしなくなりました
- lxd/containers: コピー中のデバイスの上書きに関する問題を修正しました (Issue #2872)
- lxd/containers: uint32 のチェックがきちんと行われるよう修正しました
- lxd/containers: 要求に応じて idmap を初期化するようにしました
- lxd/containers: 正常でない websocket のクローズ時に forkexec を kill するようにしました
- lxd/containers: アーキテクチャを適切に確認するようになりました (Issue #2971)
- lxd/containers: idmap の変更時のデバッグ出力を削除しました
- lxd/containers: コンテナのストレージの初期化を簡素化しました
- lxd/containers: コンテナの idmap をできるだけ早く確認するようにしました
- lxd/containers: コンテナの作成時に拡張設定を確認するようにしました
- lxd/daemon: 起動時に idmap の妥当性をチェックするようになりました (Issue #2885)
- lxd/daemon: 新しい DB からのダウングレードを検出して失敗にするようになりました
- lxd/daemon: 競合をいくつか修正しました
- lxd/events: events API 中のログ出力を改良しました
- lxd/images: 最適化されていないストアを適切に扱うようになりました
- lxd/init: uid/gid が不足している場合にはユーザ名前空間に関する警告メッセージを表示するだけにしました
- lxd/patches: ボリュームグループと論理ボリュームを有効化するようにしました
- lxd/patches: lvm の volume.size をパースしないようにしました
- lxd/patches: 既存のデータセットからの zfs upgrade の問題を修正しました
- lxd/storage: 適切なログ出力を追加しました
- lxd/storage: プロファイルでボリュームが使われているかどうかをチェックするようにしました
- lxd/storage: loop デバイス用のファイルが使われているかどうかを検出するようにしました
- lxd/storage: ストレージボリュームのアタッチを改良しました
- lxd/storage: フラグ引数を設定できるようにしました (訳注: ループバックデバイスを準備する時にioctlに渡すフラグを引数として与えられるようにした)
- lxd/storage: ストレージドライバのキャッシュ処理を storage.go に移動させました
- lxd/storage: 使っていない関数の引数を削除しました
- lxd/storage: 正しいエラーメッセージを返すようにしました
- lxd/storage: StoragePoolInit() の処理を簡素化しました
- lxd/storage/btrfs: 非特権の場合、quota が有効にできないことをログに出力するようにしました
- lxd/storage/lvm: ボリュームグループと論理ボリュームを有効化するようにしました
- lxd/storage/lvm: ボリュームサイズを設定しないようにしました
- shared/idmap: GetOwner 関数を削除しました
- shared/idmap: Usable() 関数を実装しました (訳注: コンテナに必要な id の範囲の有効性のチェックなど)
- shared/idmap: デフォルトの id マッピングを見つけようとする処理を追加しました
- tests: ストレージボリュームの attach, detach のテストを追加しました
- tests: "lxd init" テストで zpool をリークしなくなりました
試用環境 ¶
この新しい LXD のリリースが、すでに私たちの デモサービス で利用できます。
ダウンロード ¶
このリリースの tarball は ダウンロードページ から取得できます。
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