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LXD 2.10.1 リリースのお知らせ

2nd of March 2017

このリリースに含まれる変更点

このリリースは LXD 2.10 に対するバグフィックスのためのリリースです。2.10 リリース後に報告された問題をいくつか修正しています。

バグ修正 :

  • global: すべての filepath.Walk 呼び出しでのエラーハンドリングを修正しました
  • lxd/images: ベースイメージのトラッキングの不具合を修正しました (Issue #2999)
  • lxd/init: root 以外での実行ができるようになりました
  • lxd/storage: set_autoclear_loop_device() を追加しました (訳注: loop デバイスに LO_FLAGS_AUTOCLEAR フラグを設定する関数)
  • lxd/storage/lvm: loop デバイスを使った lvm ストレージプールが使えるようになりました
  • lxd/storage/lvm: defer 呼び出しを修正しました
  • lxd/storage/lvm: ボリューム delete 時に loop device が確実に存在しているようにしました
  • lxd/storage/lvm: ファイルを削除する前に LO_FLAGS_AUTOCLEAR を設定するようにしました
  • lxd/storage/lvm: LV に対してはコンテナ名を元に LVM で使用可能な名前を使うようにしました
  • lxd/storage/zfs: 成功時に元の状態に戻さないようにしました
  • lxd/storage/zfs: 起動時に loop デバイスを使ったストレージプールをインポートするようにしました
  • shared/simplestreams: エラーハンドリングを改良しました
  • shared/util: UUID と BlockDev の探索中にエラーをチェックするようにしました
  • tests: さらに別の LVM プールのボリュームサイズを修正しました
  • tests: リブートにもう少し時間を与えるようにしました
  • tests: LVM の作成は "lxc storage" にのみ依存するようになりました

試用環境

この新しい LXD のリリースが、すでに私たちの デモサービス で利用できます。

ダウンロード

このリリースの tarball は ダウンロードページ から取得できます。