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LXD 2.12 リリースのお知らせ

20th of March 2017

このリリースに含まれる変更点

新機能 :

  • lxc/exec: ssh スタイルの -t/-T/-n オプションを実装しました
  • lxd/init: すべてのストレージドライバをサポートしました

バグ修正 :

  • doc: カーネルのリングバッファに対するアクセス制限を行う方法に関する sysctl パラメータの注釈を追加しました
  • doc: バックアップ戦略に関する文書を追加しました
  • doc: POST で X-LXD-type が有効であることを追加しました
  • lxc: エラー時に転送状態を適切にクリアするようにしました
  • lxc/copy: copy 時にライブマイグレーションを試みなくなりました (訳注: copy の際にライブマイグレーションかどうかを指定できるようになった)
  • lxc/list: list コマンドのシンプルなフォーマットの例を追加しました
  • lxd/backup: バックアップのハンドリングを改良しました
  • lxd/backup: コンテナのストレージボリュームを記録するようにしました
  • lxd/backup: ストレージプールの構造を記録するようにしました
  • lxd/containers: 使用中のスナップショットの最大値をきちんと返すようになりました
  • lxd/daemon: デフォルトで廃止されたキーを削除できるようになりました
  • lxd/daemon: 壊れたパッチが当たった状態では StoragePoolCheck() を実行しないようにしました
  • lxd/images: キャッシュにサーバ証明書を記録するようにしました
  • lxd/init: 利用可能なストレージバックエンドをわかりやすく出力するようになりました
  • lxd/internal: コンテナのストレージボリュームをチェックするようにしました
  • lxd/patches: update の前に設定が空かどうかチェックするようにしました
  • lxd/patches: 既存のプールの設定が存在していることを確認するようにしました
  • lxd/storage: SetupStorageDriver() を適合させました (訳注: Storage API のアップグレードに伴い強制チェックができるように SetupStorageDriver を変更した)
  • lxd/storage: container_lxc を shared/api にマッチさせるように修正しました
  • lxd/storage: Storage{Start,Stop}() が bool とエラーを返すようになりました
  • lxd/storage/btrfs: isBtrfsFilesystem() を追加しました (訳注: パスが Btrfs かどうかチェックする)
  • lxd/storage/lvm: 強制的に lvmetad のキャッシュを更新するようにしました
  • lxd/storage/zfs: 再利用のイメージのためにボリュームエントリーを作成するようにしました
  • lxd/storage/zfs: カーネルモジュールがロードされていない場合にロードするようにしました
  • lxd/storage/zfs: スナップショットのマウントポイントを削除しないようにしました
  • lxd/storage/zfs: zfs の umount が失敗した場合、lazy umount を試すようにしました
  • scripts/lxc-to-lxd: --move-rootfs の説明の Typo を修正しました
  • shared/api: POST もカバーするように storage.go を更新しました
  • shared/simplestreams: イメージファイルリストを export するようにしました
  • tests: lxd import のテストを追加しました
  • tests: btrfs の検出コードを修正しました
  • tests/lxd-benchmark: --help と --version の扱いを修正しました

試用環境

この新しい LXD のリリースが、すでに私たちの デモサービス で利用できます。

ダウンロード

このリリースの tarball は ダウンロードページ から取得できます。