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LXD 2.15 リリースのお知らせ

27th of June 2017
新機能 :

  • "lxc image list" でカラムのカスタマイズができるようになりました
  • "lxc list" と "lxc image list" の両方のコマンドで、出力フォーマットとして表、json、yaml、csv が選べるようになりました
  • コンテンツをダウンロードしている途中で、いくつかの操作がキャンセル (DELETE) できるようになりました
  • "lxc" コマンドラインツールが、古いクライアントコードから新しいクライアントパッケージに移植されました。
    これは移植に必要なコードの最後の部分です。LXD 2.16 ではツリーから古いクライアントパッケージを削除する予定です。

  • CopyContainer と CopyContainerSnapshot 関数がクライアントパッケージに追加されました

  • LXD はカスタムストレージボリュームをコンテナにアタッチした際、動的に再マッピングするようになりました (訳注: id を)

バグ修正 :

  • client: I/O の間操作をブロックする追加の実行オプションを追加しました
  • client: イメージサーバがネットワーク経由待ち受けてない場合、コピーが失敗するようにしました
  • client: イベントハンドラのセットアップで競合が起きる可能性があった問題を修正しました
  • client: 値がある場合だけファイルに関するヘッダを設定するようにしました
  • doc: blkio 制限に関する注意書きを追加しました (Issue #3378)
  • doc: イメージのリフレッシュ API 呼び出しの説明を追加しました
  • doc: markdown のエスケープ忘れを修正しました
  • doc: storage.md のフォーマットの調整を行いました (Issue #3376)
  • lxc/file: 再帰 push の際、ソースパスを正規化するようにしました (訳注: filepath.Clean 使用)
  • lxc/file: Windows で適切にファイルのパーミッションを読み取るようになりました (Issue #3363)
  • lxd/containers: 新しい LXC でサポートされる lxc.net.<n>.* 形式の設定キーをサポートしました
  • lxd/containers: umount 前にホストでディスクデバイスが存在するかどうかチェックするようにしました
  • lxd/containers: exec 中の poll で POLLNVAL を検出するようにしました (Issue #2964)
  • lxd/containers: 起動時に EBUSY を受け取ったら失敗するようにしました (Issue #3412)
  • lxd/containers: 設定キーとして lxc.network.<n>.* 形式を使うようにしました
  • lxd/db: 何箇所か InternalError が使われているところを SmartError に置き換えました
  • lxd/images: 常にフィンガープリントを展開するようになりました (Issue #3424)
  • lxd/images: 複数のキャッシュにヒットした場合は一番最近のものを使うようにしました
  • lxd/images: プロトコルが direct の場合に適切にイメージの情報を初期化するようにしました
  • lxd/images: 自動更新でないキャッシュされたイメージはスキップするようにしました
  • lxd/networks: 常に dnsmasq に --conf-file オプションを与えるようにしました (Issue #3367)
  • lxd/networks: DHCP を使う場合だけ DHCP のファイアウォールルールを生成するようにしました (Issue #3432)
  • lxd/networks: コンテナの消去時に IPv6 のリースを消去するようにしました
  • lxd/networks: サブネットの自動検出のエラーを調整しました
  • lxd/patches: ZFS プールに対する問題のあるアップグレードを修正しました (Issue #3386)
  • lxd/patches: 確実にローカルのデバイスが適切に更新されるようにしました (Issue #3169)
  • lxd/shutdown: 指定された場合だけタイムアウトを待つようにしました (Issue #3434)
  • lxd/storage: プールに対する ETag の計算の問題を修正しました
  • lxd/storage: 正しくドライバ名を DB に保存するようにしました (Issue #3386)
  • lxd/storage/btrfs: タイプを検出する前にデフォルトのマウントフラグを適用するようにしました (Issue #3409)
  • lxd/storage/btrfs: 要求に応じてファイルシステムの quota を有効にするようにしました
  • lxd/storage/dir: freeze が失敗したときでも必要なシンボリックリンクを作成するようにしました
  • lxd/storage/dir: rsync がエラーになった際に unfreeze するようにしました
  • lxd/storage/lvm: thinpool が存在する場合は、空でないボリュームグループが使えるようになりました (Issue #3456)
  • lxd/storage/rsync: rsync の際、sparse ファイルを扱えるようになりました (Issue #3287)
  • lxd/storage/zfs: コンテナのスナップショットコピーの際の問題を修正しました (Issue #3395)
  • lxd/storage/zfs: ダミーのデータセットの作成を改良しました (Issue #3399)
  • Makefile: po ファイル更新前の pot ファイルの更新
  • shared/api: API 拡張は構造体の一番最後に移動しました
  • tests: コピー、マイグレーションのテストを更に追加しました
  • tests: カスタムボリュームのアタッチのテストを追加しました
  • tests: "lxc file push -r ./" のテストを追加しました
  • tests: パブリックなリモートに対する finger を実行しないようにしました
  • tests: バックエンドがランダムの際、LVM のマイグレーションテストを再実行しないようにしました
  • tests: テストの場合はイン・メモリデータベースを使うようにしました

試用環境

この新しい LXD のリリースが、すでに私たちの デモサービス で利用できます。

ダウンロード

このリリースの tarball は ダウンロードページ から取得できます。