Back to the news overview

LXD 2.18 リリースのお知らせ

19th of September 2017
新機能:

  • btrfs ファイルシステムが LVM と Ceph ストレージプール上で使用できるようになりました
  • 内部的に使用していた "lxd-benchmark" がファーストクラスのユーティリティとなりました
  • "lxd-benchmark" はパフォーマンスレポートを生成できるようになりました
  • --stateless オプションを使って、直前にコンテナを停止して、実行中のコンテナをバックグラウンドで移動できるようになりました
  • 使用された Ceph プールの予期しないインポートを制限するために、新たに "ceph.osd.force_reuse" がストレージプロパティに追加されました

バグ修正 :

  • client: リクエストに関するログを Debug レベルにしました
  • doc: リリースノートとダウンロードへのリンクを追加しました (Issue #3709)
  • doc: docker の使用手順を調整しました (Issue #3712)
  • lxc/delete: --force の使い方を修正しました
  • lxc/image: プロパティを追加したとき、インポートがクラッシュする不具合を修正しました (Issue #3803)
  • lxc/move: 強制的に削除するようにしました
  • lxd-benchmark: 大幅にコードをリファクタリングしました
  • lxd/apparmor: 新しい stacking 文法をサポートしました
  • lxd/containers: コンテナのマウントポイントもチェックするようになりました
  • lxd/containers: デバイス ID のメジャーとマイナー番号の扱いを修正しました
  • lxd/containers: ストレージの作成に失敗した場合には DB から削除するようにしました (Issue #3782)
  • lxd/daemon: Stateを別パッケージにしてリファクタリングしました
  • lxd/daemon: 設定が変わったときはイメージの自動更新ループをリセットするようにしました
  • lxd/db: 共通のクエリヘルパとして db/query サブパッケージを追加しました
  • lxd/db: データベースのスキーマを管理するための db/schema サブパッケージを追加しました
  • lxd/db: データベース更新から自動的にデータベーススキーマを生成するようになりました
  • lxd/events: イベントハンドラ中の競合を修正しました (Issue #3770)
  • lxd: コメントの Typo を修正しました
  • lxd/images: 圧縮コマンドに与える引数の順序を修正しました
  • lxd/images: 部分的なフィンガープリントを使ったプライベートイメージのコピーの問題を修正しました
  • lxd/images: イメージの有効期限を適切に取得するようにしました
  • lxd/init: コードのリファクタリングを行いました
  • lxd/init: btrfs のサブボリューム作成の問題を修正しました
  • lxd/init: デフォルトのストレージバックエンドの選択を改良しました
  • lxd/init: btrfs に関する質問の順序を変えました
  • lxd/main: ログのパスがない場合のエラーメッセージを修正しました
  • lxd/migration: ライブマイグレーションでの不適切な URL の問題を修正しました (Issue #3715)
  • lxd/networks: IP アドレスの重複を許すようになりました (Issue #3721)
  • lxd/networks: ipt_checksum は不要になりました
  • lxd/networks: IPv6 リンクローカルアドレスを持つブリッジの問題を修正しました (Issue #3727)
  • lxd/networks: デバッグモードでないときは dnsmasq の出力を抑制しました
  • lxd/networks: オプションがサポートされているバージョンの dnsmasq の場合のみ --quiet を付けるようにしました
  • lxd/networks: ディレクトリベースの dhcp-host に変更しました (Issue #3694)
  • lxd/patches: dir プールは bind mount を使うようにしました
  • lxd/patches: パッチをファイルの正しい位置に移動させました
  • lxd/storage: エラーメッセージをマスクしないようにしました
  • lxd/storage: makeFSType 関数を拡張し、重複していた mkfs.* コードを削除しました
  • lxd/storage: ボリュームの作成に失敗した場合は、DB のエントリを削除するようにしました
  • lxd/storage: 設定の変更のみを確認するようにしました
  • lxd/storage/ceph: Ceph クラスタ上のファイルシステムについての注意を追加しました
  • lxd/storage/ceph: サイズ計算の際の除算のエラーを修正しました
  • lxd/storage/ceph: 新しい xfs の UUID を生成するようにしました (Issue #3752)
  • lxd/storage/ceph: リサイズを実装しました (Issue #3760)
  • lxd/storage/ceph: rbd map から返されるパスをサニタイズするようにしました (Issue #3726)
  • lxd/storage/ceph: コンテナコピーの際に ACL を設定するようにしました
  • lxd/storage/ceph: Storage{Start,Stop}() 関数を使うようにしました
  • lxd/storage/ceph: zombie ストレージボリュームを作成するときは UUID を使うようにしました (Issue #3780)
  • lxd/storage/dir: ${LXD_DIR} 外のプールには bind マウントを使うようにしました
  • lxd/storage/dir: 正しい関数を使うようにしました
  • lxd/storage/lvm: thinpool のコピーの際に新たに xfs UUID を生成するようにしました
  • lxd/storage/lvm: 間違ったストレージタイプの場合にエラーを報告するようにしました
  • lxd/storage/lvm: リサイズリクエストは少なくとも 1MB 必要としました
  • lxd/storage/zfs: zfs.use_refquota=true の場合は "referenced" プロパティを使うようにしました
  • shared: バージョンをパース・比較するヘルパを追加しました
  • shared: GroupId 関数で buf が大きくなっていく問題を修正しました (Issue #3711)
  • shared: sysconf() が -1 を返した時はサイズを推測するようにしました
  • shared/api: 新たな golint の警告を修正しました
  • shared/idmap: ホストのidとサブidが交差するのは許可されなくなりました
  • shared/idmap: idmap と acl 関数は別パッケージに分離しました
  • shared/subtest: subtest パッケージを提供するようになりました
  • tests: さらに ceph のテストを追加しました
  • tests: perf.sh に LXD_TMPFS のサポートを追加しました
  • tests: subuid 中に hostid を含めないためのテストを追加しました (Issue #3416)
  • tests: perf.sh でバッチの開始時刻も計測するようにしました
  • tests: 自動更新の制限を 20 分に増やしました
  • tests: Ceph のボリュームリサイズのテストを追加しました
  • tests: コンテナのインポート時の問題を修正しました
  • tests: 実行中の lvm/ceph コンテナはコピーしないようにしました
  • tests: イメージの自動更新に LVM を含めるようにしました
  • tests: Ceph のボリュームを 25MB に制限するようにしました
  • tests: OSD プールの Placement Group 数を小さくしました
  • tests: 機能に関係しない変更を行いました
  • tests: ブロックサイズを 200MB にリサイズするようにしました
  • tests: 停止時には常に "--force" を使うようにしました
  • tests: パフォーマンステストには testimage を使うようにしました
  • tests: イメージの更新は 2 分まで待つようにしました

試用環境

この新しい LXD のリリースが、すでに私たちの デモサービス で利用できます。

ダウンロード

このリリースの tarball は ダウンロードページ から取得できます。