LXD 2.20 リリースのお知らせ¶
15th of November 2017
新機能 :
lxc console
サブコマンドと console API が追加されました。これにより、コンテナのブートコンソールにアタッチできたり、ブートログを取得したりできますlxc operation
コマンドが追加されました。バックグラウンド操作のリスト表示やキャンセルができます- SR-IOV ネットワークデバイス (nictype=sriov) が追加されました。新しい Virtual Function のダイナミックな追加を含みます
- Macaroons 経由の外部認証への委譲をサポートしました (go-bakery v2 プロトコルを使います)
バグ修正:
- client: GetOperationUUIDs と GetOperations を追加しました
- client: interface のすべての返り値に変数名を付けました
- doc: Markdown のエスケープを修正しました
- doc: コンテナの設定キーでソートしました
- doc: ネットワークの設定キーでソートしました
- doc: server.md を設定キーでソートしました
- doc: ストレージの設定キーでソートしました
- extra: bash completion 新しい設定項目を追加しました
- global: チェックされていなかった多数の変数にチェックを追加しました
- global: いくつか typo を修正しました
- global: "Temporary workaround for log15 API breakage" で行った変更を元にもどしました
- global: ビルトインの log15 にスイッチしました
- lxc/file: ダウンロードとアップロードのログを記録するようにしました (Issue #4018)
- lxc/network: エラーメッセージを修正しました
- lxd-benchmark: デフォルトの設定を取得するのに NewConfig を使うようにしました
- lxd/containers: 実行時にバージョンを検出するようになりました (Issue #3934)
- lxd/containers: lxc.conf や lxc.log を削除できなくなりました
- lxd/containers: container.StateObject() を container.DaemonObject() にリネームしました
- lxd/daemon: HTTP エンドポイントを管理するために endpoints.Endpoints クラスを追加しました
- lxd/daemon: CPU のプロファイリングと goroutines の一覧出力を debug サブパッケージに追加しました
- lxd/daemon: lxdTestSuite のセットアップと終了時のエラーメッセージを追加しました
- lxd/daemon: 初期の Go レベルのデーモンのインテグレーションテストを追加しました
- lxd/daemon: 構造化された設定の Map を実装するための lxd/config サブパッケージを追加しました。
- lxd/daemon: 定期的に実行する関数のための lxd/task サブパッケージを追加しました
- Lxd/daemon: メモリのプロファイリングをサポートする debug サブパッケージを追加しました
- lxd/daemon: ノードレベルの設定を変更するためのハイレベルの API である node.Config を追加しました
- lxd/daemon: 隔離を改良するために、テストごとに状態をクリーンアップするようにしました
- lxd/daemon: task.Task を使った Daemon.Ready() 内で起動されるすべての goroutines をコントロールするようにしました
- lxd/daemon: テストで Daemon.Ready() をスキップしなくなりました。これは無条件に実行できます
- lxd/daemon: sys.OS 内でグローバルのパス変数を使わなくなりました
- lxd/daemon: Daemon.Init() 内のロギングのセットアップを削除しました
- lxd/daemon: "setup mode" のサポートを削除しました
- lxd/daemon: 利便性のためにあった containerLXC.OS() を削除しました (訳注: この関数が返していた値の式を直接コード中に記載してもそんなにコードは変わらないため)
- lxd/daemon: MockMode での不要なチェックを削除しました
- lxd/daemon: REST と /dev/lxd http サーバの初期化部分を別ファイルに抜き出しました
- lxd/daemon: デーモンのシャットダウンの際に graceful にタスクのキャンセルを行うようにしました
- lxd/daemon: 不正な設定キーのエラーを改良しました (Issue #3925)
- lxd/daemon: ディレクトリの初期化を sys.OS に移動しました
- lxd/daemon: グローバル変数 execPath を sys.OS.ExecPath に移動しました
- lxd/daemon: グローバル変数 aaAdminMove を sys.OS に移動しました
- lxd/daemon: グローバル変数 aaAvailable を sys.OS に移動しました
- lxd/daemon: グローバル変数 aaConfined を sys.OS に移動しました
- lxd/daemon: グローバル変数 aaStacking を sys.OS に移動しました
- lxd/daemon: グローバル変数 cgBlkioController を sys.OS に移動しました
- lxd/daemon: グローバル変数 cgCpuController を sys.OS に移動しました
- lxd/daemon: グローバル変数 runningInUserns を sys.OS に移動しました
- lxd/daemon: オプショナルなデーモンの設定を DaemonConfig に移動しました
- lxd/daemon: 残りのグローバル変数 cgXXX を sys.OS に移動しました
- lxd/daemon: util.AppArmorCanStack を lxd/sys 内の private な appArmorCanStack に移動しました
- lxd/daemon: ストリームラインのデーモンで初期化とシャットダウンを行うようにしました
- lxd/daemon: ログの expire 処理を行う goroutine のライフサイクルをトラッキングするようにしました
- lxd/daemon: イメージを切り詰めるためのスケジュール関数の調整を行いました
- lxd/daemon: 環境変数の代わりにインスタンスレベルのキャッシュディレクトリ変数を使うようにしました
- lxd/daemon: 環境変数の代わりにインスタンスレベルのログディレクトリ変数を使うようにしました
- lxd/daemon: 環境変数の代わりにインスタンスレベルのディレクトリ変数を使うようにしました
- lxd/daemon: デバッグ用ユーティリティを main_daemon.go に直接記載するようにしました
- lxd/daemon: endpoints.Endpoints を Daemon 内に記載するようにしました
- lxd/db: 低レベルのトランザクションを抽象化するために db.NodeTx 構造体を追加しました
- lxd/db: DB のスキーマが新たに作成されたときに実行するための SQL ステートメントを設定するために Schema.Fresh() を追加しました
- lxd/db: ノードローカルな設定値を取得したり変更したりするための db API を追加しました
- lxd/db: データベース関連のユニットテスト用のヘルパー db.NewTestNode を追加しました
- lxd/db: 設定テーブルを変更するための低レベルのクエリヘルパを追加しました
- lxd/db: query.Count ユーティリティ (訳注: SELECT count(*) を実行する) を追加しました
- lxd/db: 個々の更新をテストするための Schema.ExerciseUpdate() を追加しました
- lxd/db: schema.Ensure を graceful に中止する機能を追加しました
- lxd/db: スキーマを作成するロジックを完全に schema.Schema に移動しました
- lxd/db: いくつかの sql.DB.Begin の呼び出しを db.DB.Begin に変更しました
- lxd/db: 低レベルの db.Begin 関数の残りの呼び出しを変更しました
- lxd/db: Daemon.nodeDB へのすべての参照を削除しました
- lxd/db: lxd/db/schema/query.go の 誤った tx.Exec 引数を修正しました
- lxd/db: certificate DB API を db.Node ファサードに移動しました
- lxd/db: container DB API を db.Node ファサードに移動しました
- lxd/db: devices DB API を db.Node ファサードに移動しました
- lxd/db: image DB API を db.Node ファサードに移動しました
- lxd/db: network DB API を db.Node ファサードに移動しました
- lxd/db: ノードレベルのスキーマの更新を自身のサブパッケージである db/local/ に移動しました
- lxd/db: patch DB API を db.Node ファサードに移動しました
- lxd/db: profile DB API を db.Node ファサードに移動しました
- lxd/db: storage DB API を db.Node ファサードに移動しました
- lxd/db: 低レベルの db.Exec() 関数を lxd/db/ の外で直接使うのを止めました
- lxd/db: Daemon.db を Daemon.nodeDB にリネームしました
- lxd/db: db.Exec を db.exec にリネームし、エクスポートしなくしました
- lxd/db: db.QueryScan を db.queryScan にリネームし、エクスポートしなくしました
- lxd/db: ホワイトボックステストなので db_test.go を db_internal_test.go にリネームしました。
- lxd/db: State.DB を State.NodeDB にリネームしました
- lxd/db: Schema.Ensure() で初期のスキーマバージョンを返すようにしました
- lxd/import: 削除時に正しい VG 名を使うようにしました
- lxd/main: --print-goroutines-every の出力を修正しました
- lxd/networks: トンネルを利用するときの 1400 の MTU チェックを削除しました (Issue #3999)
- lxd/seccomp: security.syscalls.blacklist のハンドリングを修正しました
- lxd/storage: storageShared.OS() の使用を削除しました
- lxd/storage: btrfs に対する thinpool で新しい UUID を生成するようにしました
- lxd/storage/zfs: zpool が存在しないときでもインポートするようにしました (Issue #3976)
- lxd/storage/zfs: 新しい ZFS リリース向けの更新を行いました (Issue #3986)
- shared: 規約に沿って名付けられた証明書を返す shared.KeyPairAndCA 関数を追加しました
- shared: snap で stdin/stdout 同士のファイル転送の問題を修正しました
- shared: 最新の gofmt に対応しました
- shared/api: AuthMethods に API 拡張ラベルを追加しました
- shared/log15: ベンダの log15 を shared/log15 にコピーしました
- shared/logger: グローバルのロガーをテスト用ロガーにリダイレクトするヘルパを追加しました
- shared/logging: freebsd を log_posix.go のビルドタグに追加しました
- shared/version: api10Get から APIExtensions を抽出しました
- shared/version: shared/version のバージョンの宣言をいくつかのファイルに分割しました
- tests: ユニークな btrfs の UUID の生成テストを追加しました
- tests: 使われていない変数のテストを追加しました
- tests: typo のチェックを追加しました
- tests: インポートのチェックに godeps を使わないようにしました
- tests: liblxc < 2.1 の場合は prlimits のテストをスキップするようにしました
- tests: 新たな依存関係を追加しました
試用環境 ¶
この新しい LXD のリリースが、すでに私たちの デモサービス で利用できます。
ダウンロード ¶
このリリースの tarball は ダウンロードページ から取得できます。
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