Note: この翻訳されたページは古くなっている可能性があります。 最新のコンテンツを読むには、英語版にアクセスしてください。 [English Version]

Incus とは?

Incus は、次世代のシステムコンテナと仮想マシンのマネージャーです。

Incus は、パブリッククラウドと同じようなユーザー体験を提供します。これにより、同じ基盤のストレージとネットワークを共有しながら、コンテナと仮想マシンの両方を簡単に組み合わせることができます。

Incus はイメージベースであり、広い範囲の Linux ディストリビューションのイメージを提供します。さまざまなストレージバックエンドやネットワークタイプをサポートし、個人のラップトップやクラウドインスタンスからフルサーバーラックまで、さまざまなハードウェアにインストールできる選択肢により、さまざまなユースケースに対応する柔軟性と拡張性を提供します。

Incus を使用すると、インスタンスをシンプルなコマンドラインツールを使ったり、直接 REST API を使ったり、サードパーティーのツールやインテグレーションを通したりして、インスタンスを管理できます。Incus は、ローカルとリモートのアクセス両方に単一の REST API を実装しています。

Incus プロジェクトは、Canonical の LXD に代わるコミュニティ主導の代替プロダクトとして、Aleksa Sarai により作成されました

はじめてみよう

Incus が何で、Incus が何をするのかについてをよく理解するために、オンラインで試すことができます!

ローカルで Incus を実行したい場合は、スタートガイドをご覧ください。

コンテナと仮想マシン

Incus はシステムコンテナと仮想マシンへのサポートを提供します。

システムコンテナを実行している場合、Incus は完全なオペレーティングシステムの仮想バージョンをシミュレートします。このため、Incus はホストシステム上で実行されているカーネルが提供する機能を使います。

仮想マシンを実行する場合、Incus はホストシステムのハードウェアを使いますが、カーネルは仮想マシンが提供します。したがって、仮想マシンを使用して、たとえば、別のオペレーティングシステムを実行できます。

アプリケーションコンテナとシステムコンテナ、仮想マシンとの違いについては、私たちのドキュメントで学べます。

機能

Incusの最大の特徴は次の通りです:

コア API
インスタンスとプロファイル
バックアップとエクスポート
設定可能であること

可用性

Incus は最近の Linux ディストリビューションで動きます。

Incus の開発元は、直接パッケージを提供しません。しかし、パッケージは多くのディストリビューションで利用可能であり、またサードパーティーのリポジトリーから入手できます。

Debian と Ubuntu のユーザーは、Zabbly が提供するパッケージをおすすめします。

さらに、Incus クライアントは Windows と macOS で利用できます。クライアントを使い、Linux マシン上で動く Incus サーバーに接続できます。

現時点のインストール手順についてはインストールガイドをご覧ください。

サポート

Incus には 2 種類のリリースがあります:

  • LTS リリース
  • フィーチャーリリース

現時点の LTS リリースは Incus 6.0 であり、2029 年 6 月までサポートされます。

フィーチャーリリースは、毎月リリースされ、新機能とバグ修正が含まれています。
フィーチャーリリースに対する通常のサポート期間は約 1 ヶ月、もしくは次のリリースがリリースされるまでです。
一部のディストリビューションでは、出荷を決定した特定のフィーチャーリリースに対して、より長いサポートが提供される場合もあります。

Incus の商用サポートは Zabbly から得られます。

言語、ライセンス、貢献

Incus は Go で書かれています。フリーソフトウェアであり、Apache 2 ライセンスのもとで開発されています。

Incus のソースコードは GitHub 上にあります。

Incus に貢献するための CLA や、同様の法的同意はありません。ただし、コミットは Signed-off(the DCO - Developer Certificate of Ownership に従う)する必要があります。詳しくはコントリビューションガイドをご覧ください。

GitHub logo