lxc-user-nic
Section: (1)Updated: 2021-06-03
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NAME
lxc-user-nic - 現在と異なるネットワーク名前空間の NIC を管理するSYNOPSIS
lxc-user-nic create {lxcpath} {name} {pid} {type} {bridge} [container nicname] lxc-user-nic delete {lxcpath} {name} {path to network namespace} {type} {bridge} {container nicname}説明
lxc-user-nic は root に setuid されたプログラムで、lxc コンテナが使うネットワークインターフェースを、特権を持たないユーザが作成できます。このプログラムは、/etc/lxc/lxc-usernet という設定ファイルを参照して、呼び出したユーザが作成することができるインターフェースの数と、どのブリッジに接続するかを決定します。 また、ユーザが作成したインターフェースの数を /run/lxc/nics を使ってチェックします。 これにより、呼び出したユーザが、インターフェースを割り当てるネットワーク名前空間上で特権を持つことが保証されます。 lxc-user-nic はネットワークデバイスを削除することもできます。 現時点では ovs ポートの削除のみ可能です。
オプション
- lxcpath
- すべてのコンテナが保存されるパス。これは現在使われていません。
- name
- コンテナ名。これは現在使われていません。
- pid
- インターフェースを割り当てたいネットワーク名前空間を持つタスクのプロセス ID。
- type
- 割り当てるネットワークインターフェースのタイプ。現時点では、veth のみサポートされます。 このタイプを指定すると、それぞれがトンネルのエンドポイントとなる 2 つのインターフェースが作成されます。 一方のエンドポイントは指定したブリッジに接続され、もう一方はコンテナに割り当てられます。
- bridge
- ネットワークインターフェースを接続するブリッジ。 例えば lxcbr0 のように指定します。
- container nicname
- コンテナ内に作られるインターフェースの名前。 もし指定しない場合、eth0 となります。
- path to network namespace
- 対象のネットワーク名前空間のファイルディスクリプタを取得するために open するためのパス。 これは veth デバイスを削除するときのみ関係します。
SEE ALSO
lxc(1), lxc-start(1), lxc-usernet(5)作者
Christian Brauner <christian@brauner.io>Serge Hallyn <serge@hallyn.com>
Daniel Lezcano <daniel.lezcano@free.fr>
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Time: 04:45:14 GMT, October 30, 2024