LXD は Canonical の傘下に入りました

LXD プロジェクトは、もう Linux Containers プロジェクトの一部ではなくなりました。Canonical のウェブサイトで直接ご覧いただけます。

ウェブサイト : https://ubuntu.com/lxd
Github: https://github.com/canonical/lxd
フォーラム : https://discourse.ubuntu.com/c/lxd/
ドキュメント : https://documentation.ubuntu.com/lxd/

注意: LXD のコミュニティーフォークである Incus が Linux Container に加わりました。
詳しくは https://linuxcontainers.org/incus/ をご覧ください。

プロジェクトからのアナウンス

2023 年 7 月 4 日

こんにちは。

LXD プロジェクトの創始者であり、メインのコントリビューターである Canonical は、8 年以上にわたって、Linux Containers コミュニティの一員として活動してきました。しかし、今後は Canonical 独自のプロジェクトのもとで、直接活動したほうが良いと判断しました。

Linux Containers プロジェクトは、その決定を残念に思っています。そして、LXD をプロジェクトから外すことになります。しかし、Canonical の決定を尊重しており、現在プロジェクトを移行しているところです。

具体的には、次のように変化するでしょう:

  • https://github.com/lxc/lxd https://github.com/canonical/lxd になります
  • https://linuxcontainers.org/lxd はなくなります。https://ubuntu.com/lxd へ誘導する記述になります
  • LXD YouTube チャンネルは Canonical チームに引き継がれます
  • Linux Containers コミュニティのフォーラムの LXD セクションは徐々に廃止され、Canonical 運営の Ubuntu Discourse フォーラムに移行します
  • LXD CI インフラは Canonical 管理下に移行されます
  • Linux Containers のイメージビルドは、Canonical が提供するシステムに依存しなくなり、イメージビルドは x86_64aarch64 に限定されます

次のものは変化しません:

  • その他の Linux Containers プロジェクトは影響を受けません
  • 現在、LXC と LXD で使われているイメージサーバーは、これまでどおり稼働し続けますが、前述のように利用可能なアーキテクチャーは少なくなります

これらの変更は、すべてが比較的密に関係しているため、かなり速くに実施される可能性が高いです。その結果、Canonical が置き換え用のインフラを準備する間、多少不安定になるかもしれません。

Sincerely,

The Linux Containers team

   Christian Brauner
   Serge Hallyn
   Stéphane Graber