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LXC 1.0 - サポート終了(EOL)のお知らせ

2019/06/26

はじめに

LXC 1.0 LTS ブランチは EOL(End of life)を迎えました。

2014 年 2 月 20 日にリリースされ、長期 Stable リリースに対する約束の一環として、LXC チームから 5 年に渡るバグフィックスとセキュリティアップデートを提供しました。

サポート期間が終了しましたので、stable-1.0 ブランチへの修正は受理されませんし、このブランチに対する CI も実行されません。

まだお使いのユーザーはできるだけ早く、サポートされているリリースへのアップグレードを行う必要があります。

長期サポートリリース

LXC 開発チームは LTS ブランチに対して 5 年間のサポートを約束します。
LTS ブランチは LXC、LXCFS、LXD に存在し、それらに対してバグ修正やセキュリティ修正をバックポートします。

LTS ブランチには新機能は追加されず、最新の LTS ブランチにはほとんどのバグフィックスがバックポートされます。新しい LTS ブランチがリリースされると、前の LTS リリースにはセキュリティ修正と重大なバグフィックスのみが行われます。

移行パス

LXC 1.0 ユーザーは、システム停止や設定の変更を行うことなく、LXC 2.0 LTS へアップグレードできます。

LXC 3.0 LTS へのアップグレードも可能で、一旦 2.0 へアップグレードする必要はありません。しかし 3.0 では設定オプションに多数の更新があるため、lxc-update-config を実行する必要があり、手動で変更をいくつか行う必要があるかもしれません。

現在サポート中のリリース

現在、LXC にはサポート中のリリースが 3 つ存在します:

  • LXC 2.0 LTS (2021 年 6 月までサポート)
  • LXC 3.0 LTS (2023 年 6 月までサポート)
  • LXC 3.1 (フィーチャー(機能追加)リリース、3.2 がリリースされた時点で EOL )